私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

えーーっと、それではマッタク聞コエマセンガ…。


「それよりも、柴崎くんは早く席についてください」

「…あ、はい……」


俺は仕方なく、先生に言われた席についた。


もしかして、これが青春ってやつ?

新ジャンル、サイレント青春。


んなわけあるか。

なんだよ、サイレント青春って。

って、自分でツッコんじゃったよ。


「よ、よろしく〜」


隣の席のクラスメイトがチラリと俺のほう見てきたから、軽く挨拶してみると――。


「そこ!私語厳禁!!」


俺目がけて、ものすごい速さでチョークが飛んできた。

耳元でブォンッ!と音がしたかと思ったら、頬をかすめ、なんと真後ろの掲示板に突き刺さっていた。


ありえない光景に、俺の額から汗が流れ落ちる。


こっ…こえーーー!!!!

なんだよ、今の…!


しかも、掲示板にチョークが突き刺さるってどういう現象!?

ただのチョークですよね!?

…もはや銃弾じゃん!


「柴崎くん、私語は発言を許されたときのみです。休み時間も校内は私語厳禁です。それがこの学園のルールです」

「休み時間も!?」

「ほら!また私語!!」


…うおおっ!!

チョークがミサイルのごとく飛んできた…!


なんとかかわしたものの、ちょうど鼻がむずむずしてきた。


「ハ…、ハックション!」