私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

「おもしろそうな話が聞こえてきたから、思わず声をかけちゃったけど…」

「むしろうれしいっ!なっ、みんな!」


俺が目を向けると、みんな大きくうなずいた。


声をかけてきてくれた茶髪は、2年C組の天羽玲音(あもうれおん)

普段は外で食事を済ませることが多いらしいが、今日はたまたまこの時間に食堂に食べにきていた。


いつも食堂は俺たち以外だれもいないから、ここで集まって話をしていたが、まさか先に人がいたとは思わなかった。


「ごめん。聞くつもりじゃなかったんだけど、聞こえちゃって」

「そうだよな。フツーに話してたもん」

「でもまあ、聞かれて困る話をしてたわけじゃないし」


俺たちは笑い合う。


「部活をつくるつもりなんだよね?よかったら、ぼくも入ってもいい?」

「「えっ…!」」


突然の部活加入申し込みに、目を丸くした。

だって、これまで一方的な勧誘ばかりで、自分から入りたいと言ってくる人はいなかったから。


「い…、いいの!?」


思いも寄らない展開に、なせが声が上ずった。


「青春っぽいことして、それを動画配信するだよね?聞いてるだけで、おもしろそう」

「わかる!?この部活のスバラシさがっ!」


俺は目を輝かせて、玲音の手をガッチリ握った。