しかし、なにも見えない。
「たしか、下の階が調理実習室だったよな?」
「じゃあ、そこでだれかが料理を?」
「だれかって、だれだよ。この時間に、おれたちの他に残ってるやつなんていないだろ」
「だったら、確かめに行こうぜ!ちょうど腹も減ってきた」
甘い匂いに刺激されて、大志はグ〜とお腹を鳴らす。
たしかに、ちょうどおやつの時間だ。
「もし先生だったら、すぐに帰るからな」
「そうだな。見つかったら、なに言われるかわからねーし」
俺たちは、そっと調理実習室をのぞきに行くことにした。
風雅は1年生のころからオンライン授業で学校には行っていないからわからないが、大志でさえも家庭科の授業で一度使ったことがあるだけで、調理実習室に入るのは普段はまずないんだそう。
「予想は、なんだと思う?」
「まあ普通に考えて、家庭科の先生が調理実習の授業の予行練習をしてるって感じだろうな」
「俺もそう思うー」
それ以外に出てこなかった。
――だが、しかし。
調理実習室のドアを開けた先にあったのは、俺たちの想像をはるかに越えるものだった。
「な、なんだ…あれ」
ドアの隙間からのぞいた俺たちは驚きすぎて、それ以上言葉が出てこなかった。
すぐ目に飛び込んできたのは、調理台の上にそびえ立つ…なにか。
「たしか、下の階が調理実習室だったよな?」
「じゃあ、そこでだれかが料理を?」
「だれかって、だれだよ。この時間に、おれたちの他に残ってるやつなんていないだろ」
「だったら、確かめに行こうぜ!ちょうど腹も減ってきた」
甘い匂いに刺激されて、大志はグ〜とお腹を鳴らす。
たしかに、ちょうどおやつの時間だ。
「もし先生だったら、すぐに帰るからな」
「そうだな。見つかったら、なに言われるかわからねーし」
俺たちは、そっと調理実習室をのぞきに行くことにした。
風雅は1年生のころからオンライン授業で学校には行っていないからわからないが、大志でさえも家庭科の授業で一度使ったことがあるだけで、調理実習室に入るのは普段はまずないんだそう。
「予想は、なんだと思う?」
「まあ普通に考えて、家庭科の先生が調理実習の授業の予行練習をしてるって感じだろうな」
「俺もそう思うー」
それ以外に出てこなかった。
――だが、しかし。
調理実習室のドアを開けた先にあったのは、俺たちの想像をはるかに越えるものだった。
「な、なんだ…あれ」
ドアの隙間からのぞいた俺たちは驚きすぎて、それ以上言葉が出てこなかった。
すぐ目に飛び込んできたのは、調理台の上にそびえ立つ…なにか。



