私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

顔をプイッと背けてしまった風雅の頬を、大志がおもしろがってツンツンと突つく。


あー、もうっ。

またケンカするからやめろってー。


「だったらさ、風雅」


俺の声に、大志をにらんでいた風雅が顔を向ける。


「俺たちといっしょに、部活やらない?」

「部活?」

「やろーぜ、風雅!今、部員募集してるところなんだよ。バスケとか、バスケとか、バスケとか!」


大志のバスケ熱が強すぎて、詰め寄られた風雅が明らかに引いている。


「…バスケって。おれ、運動苦手だから無理だよ」

「今のは大志が暑苦しすぎたけど…」


そう言って、俺は風雅から大志を引き離した。


「スポーツだけじゃない。部活内容はなんでもアリ。みんなでゲームも大歓迎。とにかく俺は、みんなと青春がしたから!」

「…いや、大志のこと言えねぇだろ。青春に対して、七星も熱すぎ」


うおお…!

俺としたことが…!


…ヤバイ。

熱いのと熱いので、絶対風雅に引かれた。


これは、勧誘失敗――。


「しょうがねぇなぁ。バカふたりだけだと今後の活動が不安すぎるから、おれも入ってやるよ」


えっ…。


「風雅、いいの!?」

「なんだよ。お前らが誘ってきたんだろ」


その瞬間、体の内側からなにかが込み上げてきた。


「やったぞ、大志!新しい仲間だ!」