なんだか騒がしくて、俺は目を覚ました。
「ここは…」
気がつくと、ビーズクッションの上にいた。
「おりゃ!そりゃ!とう!!」
「ハハッ。声だけは一丁前で、下手くそだなぁ」
そんな会話が聞こえて顔を向けると、テレビの前で大志とだれかが隣同士で座る背中が見えた。
「…大志?」
「おー、気づいたか七星。お前もいっしょにやろうぜ!」
「いっしょに?…て、ちょっと待って。大志の隣にいるのって、もしかしてっ…」
俺は歯をガタガタと震わせた。
すると大志は、その人物の肩を組んで振り向かせた。
「“ゼロ時さん”こと、柳風雅だよ」
「ゼロ時さんだなんて、自分で名乗ったことねぇし。お前が勝手に呼んでただけだろ」
「ヘヘヘ!まあ、どっちでもいーじゃん」
「よくねぇよ」
ゼロ時さんに身構えていたけど、幽霊じゃないとわかったとたん、急に緊張感が解けた。
「に…人間?」
「は?こいつ、初対面で失礼すぎね?」
風雅は俺をにらみつけて、軽く舌打ちをする。
あ、ある意味…、こっちもこっちでコワイ…!
柳風雅は、黒髪に黒パーカーのフードを頭にかぶり、黒のマスクをしている。
しかも、驚いたことに俺たちと同じ2年A組の生徒だった。
クラスで見かけたことがないと思ったら、コミュ障で学校に行く気にはなれず、ずっと寮の部屋に引きこもってオンライン授業を受けているんだそう。
「ここは…」
気がつくと、ビーズクッションの上にいた。
「おりゃ!そりゃ!とう!!」
「ハハッ。声だけは一丁前で、下手くそだなぁ」
そんな会話が聞こえて顔を向けると、テレビの前で大志とだれかが隣同士で座る背中が見えた。
「…大志?」
「おー、気づいたか七星。お前もいっしょにやろうぜ!」
「いっしょに?…て、ちょっと待って。大志の隣にいるのって、もしかしてっ…」
俺は歯をガタガタと震わせた。
すると大志は、その人物の肩を組んで振り向かせた。
「“ゼロ時さん”こと、柳風雅だよ」
「ゼロ時さんだなんて、自分で名乗ったことねぇし。お前が勝手に呼んでただけだろ」
「ヘヘヘ!まあ、どっちでもいーじゃん」
「よくねぇよ」
ゼロ時さんに身構えていたけど、幽霊じゃないとわかったとたん、急に緊張感が解けた。
「に…人間?」
「は?こいつ、初対面で失礼すぎね?」
風雅は俺をにらみつけて、軽く舌打ちをする。
あ、ある意味…、こっちもこっちでコワイ…!
柳風雅は、黒髪に黒パーカーのフードを頭にかぶり、黒のマスクをしている。
しかも、驚いたことに俺たちと同じ2年A組の生徒だった。
クラスで見かけたことがないと思ったら、コミュ障で学校に行く気にはなれず、ずっと寮の部屋に引きこもってオンライン授業を受けているんだそう。



