私立輝学園アオハル部! 〜顔出しNGでもバズらせろ!〜

俺は先生のマネをして、エアメガネをクイクイッと手で押し上げる素振りをした。


「ヤバッ!加藤先生、そっくり!」

「似てたっ?」

「めちゃくちゃ」


大志はお腹を抱えて笑ってくれた。


「『私語厳禁!』チョーク、ブォンッ!!」

「似すぎだって!腹痛いだろー、もうやめろって!」


大志は、笑いすぎて涙を流している。

ひとしきり泣いたあと――いや、笑ったあと、大志は涙を拭いながら俺に目を向けた。


「だからさ、“部活”をつくるんだよ」

「…部活?部活がない学校なのに?」


なんか矛盾してないか?


俺は首をひねっていたが、大志が背中をバンバンと叩いてくる。


「噂によると、昔は部活動があったらしい!だから、つくろうと思えばつくれるはずなんだよ」

「じゃあ、部活をつくってメンバーが集まったら、みんなでバスケができるってこと?」

「そういうこと!」


それを聞いた瞬間、俺の胸が高鳴った。


「みんなでバスケ…!それって青春じゃん!」

「バスケだけじゃねーよ。スポーツ以外にも、七星がしたいこともできる部活にしよーぜ!」

「すっげー!それ、めちゃくちゃいい考え!」


この学園で、青春ができるかもしれない。

そう思ったら、ワクワクが抑えきれなかった。


「でも、部活動を新しくつくるってなったら、まずなにをしたらいいんだろう?」