裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました。

「私が舞ちゃんに友達とオススメのお店を紹介したいだけだよ。友達のご紹介ってやつだよ。重く考えないで」

「ありがとう。本当は色々教えてもらえるの、すごく嬉しい」
 彼女がにっこり笑って私も嬉しくなった。
このような素敵な子がクラスにいたのに、前回、下心しかない藍子に引っかかったとは自分でも残念だ。

「アオ、お友達を連れてきたのね?」
 私は扉を開けるなり、母が家にいて驚いてしまった。

「川田舞と申します。アオさんと仲良くさせて頂いております」
 頭を下げる舞ちゃんをみながら、私は前回のこの日のことを思い出していた。