裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました。

「私もロンリーガールですよ。これからウチは大変なことになると思います。父が母を愛していなかったんです。その1つの真実で崩れる家なんです。苦しくなったら、ここに来てしまうかも知れません」

 私の言葉を聞いて、彼はそっと私に自分の部屋の鍵を握らせた。
 今日会ったばかりの初対面の人間に合鍵を渡してしまうとは、本当に危なっかしい人だ。