裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました。

 少年のように微笑む健太郎さんを可愛いと思った。
 胸がキュンとしたのは初めてだ。

 福岡には行ったことがないが、九州の人は心が綺麗だったりするのだろうか。

 無邪気な彼の発言に、自分の心が汚いのではないかと思えてくる。

 彼が「人がゴミのようだ」と言うような人間だったら、絶対に恋をしない自信を持てた。

 39階の我が家でさえ1億円以上はする部屋だ。
 40階のペントハウスは少なくとも2億円はするはずだ。

 一代で成功した彼だが、人が良過ぎてこれからも成功し続けるとは思えない。

 今の彼の成功は、時代が味方してくれた部分が大きかったのだろう。