裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました。

「アオさん、昨日、39階に引っ越してきたあなたが言うセリフではないと思いますよ。海外の図書館では日本のアニメが借りられるんですね。どのようなアニメを見てたんですか?」

 彼にごもっともなことを言われてしまった。
 そして、私のことを知ろうとする質問をしてくれたことに嬉しく感じてしまう。

 今まで、私は恋というものをしたことがない。
 でも、恋というのは、自分を知って欲しいという感情なのだろう。

「映画アニメも見ましたが、テレビシリーズのロボットアニメも見ましたよ。健太郎さんの子供時代に見たやつと同じかもしれません」

「俺、ロボットアニメは大人になっても見てしまってます。」