裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました。

 どのような発言が悪かったのかわからないくらい、私の発言はそのサイトに晒されていた。
 発言した記憶のない言葉までも、私の発言として載せられていた。
 私は言葉を発することが怖くなった。

 今回、帰国子女枠で日本の大学に入ったのは、母が私にそうすることを希望していたからだ。
 本当は日本が怖かったから、日本には戻ってきたくはなかった。

「ママ、パパ、私は離婚してと言ったからね。どちらかが気持ちがなくなっていたら離婚してね」

 私はそう言い捨てて部屋を出た。
 子供のせいで離婚しないとか言われるのはまっぴらだ。

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「すみません。保護者の同意がなければ契約はできません」