裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

 この店は両親が大切にしてきた店だ。

 周りの店が閉まってく中でも、代々受け継いできた店で来てくれる常連がいるからと守り続けてきた。

 昔は大晦日の日に店の手伝いに駆り出されて嫌だったが、今では楽しみにしているイベントだったりする。

 店を売ってお金を工面しなければいけない程、うちは経済的に厳しかったのだ。

 私は大学に合格した時に、当然奨学金を利用して通おうと思っていた。
 しかし、両親は子供の為にお金を出すのが親の役目だと言ってくれて、学費を全額出してくれた。

 そこまでしてもらっていたのに、大学に入ってから私はまともに勉強をしていない。
 私は、何をやっていたのだろう。