裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

「でも、名誉毀損で民事で裁判を起こすより、刑事の方が警察にお任せできるので楽だと思います。ありもしないことで私のことを誹謗中傷した彼女の人生を、私が考える必要はあるのですか? 石川さんが破滅するのは時間の問題ですよ。私と彼女は、ほぼ関わってません。一方的に私のこと嫌いだからと言って、人をこのように攻撃してしまう方なのです。きっと、他の方にも同じことをしています。私が彼女に復讐しなくても、いずれ彼女は破滅します」

 アオさんの復讐という言葉に、毎日のように思い出す許せない相手を思い出した。
 飲酒運転で俺の家族を轢き殺した犯人だ。

 アオさんは俺に家族の話をしない。