裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

5ヶ月が経ち、転学部試験まであと3週間だ。

 私は今、人生で一番追い込まれるように勉強している。

 今までの勉強は得意分野だったのだろう。

 日本の勉強が難しすぎて、驚いている。

 5ヶ月間、寛也は私の予定を徹底管理し、私に経済学を叩き込んでいる。

 毎朝のようにマンションのエントランスで彼が待っていて、一緒に学校まで行っている。
 通学時間も知識確認の時間に当てているのだ。

「朝は学校に行くまで、ミクロ経済学について勉強しよう。それから今日は5限までだよね。終わったら学習室で予想問題をやるから」

「はい、お願いします」