裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

 期待していなかったのに、彼女にお祝いを言われて嬉しくなった。

「ありがとうアオちゃん。俺も頑張るから、一緒に頑張ろうね。」
 俺の顔をじっと見ながら、彼女は訝しげな顔をしてきた。

「佐々木さん、あなたタイムリープしてますね。いくら、上手くやろうとしても、私はあなたとはお付き合いしませんよ」

 彼女があまりにファンタジー脳をしていて驚いてしまった。

 それに、俺は婚約者のいる彼女とお付き合いしたいなどとは思っていない。

 そもそも彼女に恋をしていたけれど、お付き合いするなんて想像したこともない。