裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

 やっぱり、彼女は悪い子ではない。

 そして、注意をしたのに何故か俺に対する好感度が少し上がった気がする。

 俺に対して興味を持ったような質問が来た。

「将来、双子の弟が院長になる病院の経営をするためだよ。まあ、病院経営といったらカッコよく聞こえるけど、一生弟の陰に隠れて暮らすため今勉強しているの」

 俺は気がつけば、自虐的なことを言っていた。

 彼女を元気づけるような話をしたかったのに失敗した。
 やはり、陰キャの俺が陽キャのふりをし続けるのは難しく、ボロが出てしまう。