裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

「佐々木さんの部屋なんか絶対行きません」

 俺はアオちゃんを害する気なんて全くなく、むしろ助けたいと思っている。

 いくらずっと恋をしてた子でも、婚約者のいる彼女に手を出すなんてことは絶対しない。

 こんなに嫌われているのは悲しいけれど、それでも彼女を放っては置けない。

「アオちゃんが部屋に戻るまでは一緒いるよ。一人暮らしだから、部屋に戻っても寂しいだけなんだ。アオちゃんは甘城さんのどこが好きなの?」

 彼女の婚約者の話をすれば、俺がアオちゃんを狙っていると誤解されなくて済むかもしれない。