裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

 今日は本当に気持ちが落ち込んでいた。

 経営する病院のすぐ裏にある実家には将来的に弟が住む。
 両親は俺を追い出すように、節税目的で買ったマンションに追いやった。

「誕生日に車を買ってあげるけれど何が良い?」
 半年ぶりの親からの電話だった。

 もう、親はイベントの時しか俺に連絡さえしようとしない。
 虚しさに打ちひしがられた時『フリーデリヘル藍子』を呼んでしまった。

 石川藍子は大学からうちに入ってきた。
 彼女が頭も股も緩いことは、内部生では有名な話だ。

 彼女は内部生から『フリーデリヘル藍子』と呼ばれている。

 呼べばいつでも急いで駆けつけて、やらせてくれるからだ。