裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

「俺は、木嶋アオちゃんが大学に入学してくると聞いて楽しみにしてたよ。藍子が失礼なこと言ったのは俺が代わりに謝るよ。あいつは本当に馬鹿女だから」

 彼がコンビニのビニール袋からペットボトルのお茶を出して、私に渡して来ようとする。
 私が彼からの施しを受け取るはずがない。

 ビニール袋には他にタバコが入っていた。
 タバコが切れて、夜にコンビニに行ったのだろう。

 彼が断りもせず、タバコを吸い出すのが嫌いだった。
 私はタバコの煙が苦手だ。

「自分の彼女を馬鹿女扱いする、あなたの方が馬鹿男ですよ」