裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

「私は隆さんの子供を生んだのよ。アオはどうして私の子なのに言うことを聞けないの? この役立たず!」

 母が鬼の形相で叫びながら、持っているカバンで私を叩いてくる。

 私は、母の気が触れてしまった瞬間を見た。
 私が回帰前のように母にとって良い娘でいたら、彼女は狂うのは1年遅かった。

 でも、私は狂った母と向き合わなければいけない。

「アオ、部屋に入ってなさい」
 父が私を守るような「良いお父さん」の顔をして言ってくる。

「パパ、私になんて絶対に負けないと思っているでしょ。なんでも、自分の思い通りになると思わないでね」