裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

22時に私は部屋に帰ってきた。
 思わぬところで健太郎さんと出会えて、一緒に時間を過ごせて幸せだった。

 それにしても、まだ両親が帰ってきていない。
 両親が回帰前と同じように23時に帰宅するなら、大体のことは1年間同じように進むということだ。

 つまり、20歳の私の誕生日に健太郎さんの住む40階から出火して、彼自身も死ぬ運命にある。

 その日に私が彼と一緒にいられるようにすれば、彼を守れるかもしれない。
 今、手元に彼の部屋の鍵があるから、今の友好的な関係を維持できれば彼を守れる確率は高くなる。

「ケーキでも食べますか」