裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

「アオさん、ちなみにアオさんのお誕生日はいつですか?」

 彼女は大学1年生と言っていたから18歳か、19歳だろう。

 自分の中で彼女の20歳の誕生日までは、告白するのを我慢するというルールを決めた。

「今日で、19歳になりました」

「お誕生日おめでとうございます」

 今日はアオさんの誕生日だったらしい。
 俺は食い気味に彼女にお祝いの言葉をいった。

 プレゼントの用意や、レストランの予約をすればよかったと後悔した。
 それにしても、娘の誕生日に両親の帰宅が23時というのは寂しい。

 アオさんは平気そうにしているが、平気なはずがない。