裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

 その姿に吐き気がしてしまって、俺は女性というものが苦手になってしまった。

 アオさんと会ってから彼女のことばかり考えてしまっていても、それは女性としてではなく守れなかった妹として彼女を見ていると思い込もうとしていた。

「アオさん、暗くなってきてしまいましたが、何時まで帰れば大丈夫ですか?」

 彼女と一緒にいたくて、拉致するように車に乗せてしまったが彼女にも予定があるのではないだろうか。

「23時です。あと、5時間は一緒にいられますね」

 窓越しの夕日に照らされたアオさんが、美しくて見惚れそうになる。

 年齢差を考えると引かれるとはわかっていても、この想いを告白したい。