裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

 俺は高校受験前で勉強をしたかったので、10歳年下の妹は家で自分が面倒を見て留守番させると伝えていた。

 しかし、旅行の当日、妹は明らかに両親について出かけたいようだった。

 俺は妹が家に残される俺や、両親を2人きりにすることに気を遣い「自分も行きたい」と言えないことに気がついた。

 旅館に電話すると、未就学児だし妹を連れてきても追加料金を取らないとのことだった。
 俺は妹の喜ぶ顔が見たくて、妹も急遽両親に旅行に行かせることにした。

 「旅行に行ける」と聞いた時、嬉しそうに笑った妹の顔が今でも脳裏から離れない。