裏切りの夜に死んだ私が、憧れの社長を救うため時をかけました〜元カレはまさかの救世主?〜

 木嶋隆が木嶋グループを将来率いる次期リーダーとして、ビジネス書でインタビューに応えているのを読んだことがある。

 宝物は「家族」だとこたえていて、羨ましく思ったものだ。
 しかし、実情はとてもそのようには見えなかった。

 俺は初めて彼女を見た時に、彼女のことがとても心配になった。

 引っ越しをしてきた彼女は、両親の後ろをトボトボついて行っていた。

 明らかに両親に気を遣っている気が弱そうな彼女に、亡くなった妹のことを思い出した。

 中学3年生の時、結婚記念日の両親にお小遣いで旅行をプレゼントした。