「…え、由香、その髪」
「んー、切った」
休み明け。
私はずっと伸ばしていた、唯一の嘘の取り柄だった〈きれいな髪〉を切った。
長さ的に行ったら、ショートだろうか。
似合うかは別として、自分でも男みたいな見た目になったな、と思う。
彼女が言ってくれた「かわいい」とはかけ離れてしまったとも思う。
もちろん、顔はかわいくないままだった。幼い頃からずーっと変わらない、不細工な顔。
もはや笑えてくる。
この髪で、この顔で、誰か私をかわいいと言ってくれるだろうか。
「んー、切った」
休み明け。
私はずっと伸ばしていた、唯一の嘘の取り柄だった〈きれいな髪〉を切った。
長さ的に行ったら、ショートだろうか。
似合うかは別として、自分でも男みたいな見た目になったな、と思う。
彼女が言ってくれた「かわいい」とはかけ離れてしまったとも思う。
もちろん、顔はかわいくないままだった。幼い頃からずーっと変わらない、不細工な顔。
もはや笑えてくる。
この髪で、この顔で、誰か私をかわいいと言ってくれるだろうか。



