あの日を越えて、二度目の初恋を~最愛の彼との再会愛~

「実は飯塚から退職届が出されて、先日受理した」

 三年前に彼女のしたことが原因で、退職せざるをえなくなったのかもしれない。
 すべてバレてしまっては、今までどおり平然と秘書を務めていられないと思う。
 
「凛音宛てに手紙を預かってる」
「飯塚さんから、私に?」
「謝罪したいと言ってた。けど……読むかどうかは凛音に任せる」

 テーブルの上にさっと白い封筒が差し出された。
 読んで気分のいいものじゃない可能性もあるけれど、私に謝りたい気持ちを綴っているなら読まなきゃいけない。
 それに、なにが書かれているのか内容が気になる。

 私はゆっくりとうなずいたあと、封筒を開けて手紙に目を通した。