ルヴォワールが鷲尾デパートの高級文具売場で商品を販売している縁で、彼もパーティーに招待されたみたいだ。
高身長でスタイルがよく、洒落た濃紺のスリーピーススーツに身を包んでいる彼は、どんな場所においても人目を引く。
それにしても、偶然また会うとは思わなかった。どうしよう……胸がざわざわとして落ち着かない。
「私たちもタイミングを見て挨拶しておかなきゃ」
遠藤さんからそう言われ、無表情のまま静かにうなずいた。
パーティーとはいえ仕事で来ているのだから、顔を合わせたくないからと逃げるわけにはいかない。
男性たちとの会話を終えた彼をじっと見つめていると、向こうも私に気づいてハッと驚くような顔をした。
「須南社長、先日は取材させていただき、ありがとうございました」
「……いえ、こちらこそお世話になりました」
他人行儀に言葉をかけて頭を下げると、瀬良さんもお決まりの返事をしてきた。
私の隣にいる遠藤さんともにこやかに挨拶を交わしているところを見ると、今は仕事に徹するつもりらしい。余計な話をしなくていいなら願ったり叶ったりだ。
ふと、飯塚さんの姿がないことに気がついた。いつも彼にくっついているのに、今日はいないのだろうか。
高身長でスタイルがよく、洒落た濃紺のスリーピーススーツに身を包んでいる彼は、どんな場所においても人目を引く。
それにしても、偶然また会うとは思わなかった。どうしよう……胸がざわざわとして落ち着かない。
「私たちもタイミングを見て挨拶しておかなきゃ」
遠藤さんからそう言われ、無表情のまま静かにうなずいた。
パーティーとはいえ仕事で来ているのだから、顔を合わせたくないからと逃げるわけにはいかない。
男性たちとの会話を終えた彼をじっと見つめていると、向こうも私に気づいてハッと驚くような顔をした。
「須南社長、先日は取材させていただき、ありがとうございました」
「……いえ、こちらこそお世話になりました」
他人行儀に言葉をかけて頭を下げると、瀬良さんもお決まりの返事をしてきた。
私の隣にいる遠藤さんともにこやかに挨拶を交わしているところを見ると、今は仕事に徹するつもりらしい。余計な話をしなくていいなら願ったり叶ったりだ。
ふと、飯塚さんの姿がないことに気がついた。いつも彼にくっついているのに、今日はいないのだろうか。



