そんな様⼦を確認した美織は、パンッと⼤きく⼿を叩いた。 「はいはい! じゃあ配置いくよ!」 そう⾔って、右側を指さす。 「私と怜奈、陽⽃くんと澄華ちゃんはこっち!」 次いで、くるりと体を反転させ、左側を指さして声を張り上げる。 「誠司たち六班はそっち! 陣形整えて、迎撃準備!」 「「「「「了解!」」」」」 即座に返事が返り、隊員たちが⼀⻫に動き出す。 ⾦属が擦れる⾳、装備を確認する乾いた⾳が、地上の空気に溶けていく。 澄華は、深く息を吸い込んだ。 肺いっぱいに広がる、⽣きた空気。