「俺たち後⽅⽀援部隊は、異喰に遭遇することすらほぼ無いよ」 そして⼀拍置いて、少しだけ真剣な⽬で⾔い切る。 「それに――もし来たとしても、俺たちが全部狩る。 班⻑の威厳ってやつ、保たないとだしね」 その断⾔に、張りつめていた空気が、ふっと緩んだ。 陽⽃は⼩さく息を吐き、肩の⼒を抜く。 「かっけぇ……」 澄華もまた、無意識に握りしめていた⼿を緩めていた。 胸の奥にあった緊張が、少しだけ和らぐのを感じる。