空を知らない君に贈る唄


眩しさに反射的に⽬を閉じてしまった澄華は、ほんの数秒、

何も⾒えないまま⽴ち尽くしていた。

まぶたの裏が、⽩く染まる。

――光。

今まで経験したどんな⼈⼯照明とも違う、圧倒的な光の存在感。

恐る恐る、澄華はゆっくりと⽬を開いた。

その瞬間。

⾔葉が、完全に失われた。