すると、誠司の背後から、ひょっこりと⼆つの影が顔を出す。 ⼀⼈は明るい⾦髪の⻘年で、鋭さのある⽬つきが印象的だ。 「6班の剣持⻯也だ。よろしく」 短くそう⾔って、軽く顎を引く。 もう⼀⼈は、眼鏡をかけた落ち着いた雰囲気の⻘年で、丁寧に会釈をした。 「五⽊伊織です。よろしくお願いします」 どうやら誠司率いる6班は、全員が男性らしい。 統⼀感のある雰囲気に、澄華は無意識のうちに背筋を伸ばした。