空を知らない君に贈る唄


⽬の前には、すでに整列している数名の隊服を⾝にまとった男⼥が

⽴っていた。

その中の⼀⼈の⼥性が、ふと澄華たちに視線を向けると、

「あ、凛!」

と声をかけ、⼿を振った。

凛はその視線に気づくや、露⾻に顔をしかめる。

陽⽃は笑って「仲いいんですね〜」と茶化した。

「んなわけねぇだろ。」

凛は眉間に皺を寄せ、ため息を深くつきながら、低く返す。

続けて凛は⼝を開いた。

「4班と6班。今回お前らと合同で動くことになった奴らだ。」

その⾔葉を聞き、澄華は⽬を細めた。