空を知らない君に贈る唄


(……朝……?)

ぼんやりしたまま瞬きをしてから、澄華は⼩さく息を吐いた。

「……ごめん。」

そう⾔うと、陽⽃はますます楽しそうに笑う。

「はいはいおはよう。」

「……おはよう。」

ベッドから降りて⽴ち上がり、軽く伸びをしながら、澄華は陽⽃の後に

ついて部屋を出た。