⽴て続けに、⽬の前で失われた⼆つの命。 守れなかった。 救えなかった。 それどころか―― ⾃分が⽣き残ってしまった。 その事実が、⻯也の胸を内側から引き裂いていた。 ⼀⽅、陽⽃もまた、地⾯に仰向けに倒れたまま、 起き上がることすらできずにいた。