金曜日の放課後。
私はSEASONのみんなと一緒に、秋葉先輩の家にお邪魔していた。
いま他のみんなはリビングにいて、私と秋葉先輩だけが二階に続く階段を上っている。
「ここがボクの部屋だよ~。どうぞ、入って~」
そう言って、秋葉先輩は階段のすぐ近くにある部屋の扉を開けた。
「……うわあ、すごい! ここ、本当に秋葉先輩のお部屋ですか!?」
ドアを開けた瞬間、私は叫んでしまった。
だって、壁の棚にはキラキラした化粧品がズラリ。
机の上には、まぶしいライトが並んだ大きな『女優ミラー』があるんだもん!
「あはは、やっぱり驚いた。ボクのお母さんはサロンを経営しててね。小さいころからたくさんのお客さんにメイクっていう名前の魔法をかけてきたんだ。ちょっとしたメイクで人が大変身するのが面白くてさ。気づいたら自分でも色々揃えちゃったんだよね~」
秋葉先輩は笑いながら椅子を引いた。
「さあ、座って座って。いまからあげはちゃんにとびきりの魔法をかけてあげる。準備はいい~?」
「はいっ! お願いします!」
ドキドキ、ちょっぴりワクワクしながら、私は女優ミラーの前に座った。
クロが私の肩から机に飛び移った直後、秋葉先輩がシュッと私の顔にミストをかけた。
化粧品のことはよくわからないけど、これは『化粧水』ってやつかな?
ひんやりして、ほんのりいい匂いがする。
「まずはベースメイク。あげはちゃんの肌はメイクの必要がないくらい綺麗だけど、少しマットにして、骨格を強調するよ~」
秋葉先輩は慣れた手つきでメイクブラシを動かし始めた。
「目元は一番大事。アイラインで少し目尻をキリッとさせて……アイシャドウは、あえてこのグレーを使うよ。これで、ちょっと影のある美少年になるからね~」
私はSEASONのみんなと一緒に、秋葉先輩の家にお邪魔していた。
いま他のみんなはリビングにいて、私と秋葉先輩だけが二階に続く階段を上っている。
「ここがボクの部屋だよ~。どうぞ、入って~」
そう言って、秋葉先輩は階段のすぐ近くにある部屋の扉を開けた。
「……うわあ、すごい! ここ、本当に秋葉先輩のお部屋ですか!?」
ドアを開けた瞬間、私は叫んでしまった。
だって、壁の棚にはキラキラした化粧品がズラリ。
机の上には、まぶしいライトが並んだ大きな『女優ミラー』があるんだもん!
「あはは、やっぱり驚いた。ボクのお母さんはサロンを経営しててね。小さいころからたくさんのお客さんにメイクっていう名前の魔法をかけてきたんだ。ちょっとしたメイクで人が大変身するのが面白くてさ。気づいたら自分でも色々揃えちゃったんだよね~」
秋葉先輩は笑いながら椅子を引いた。
「さあ、座って座って。いまからあげはちゃんにとびきりの魔法をかけてあげる。準備はいい~?」
「はいっ! お願いします!」
ドキドキ、ちょっぴりワクワクしながら、私は女優ミラーの前に座った。
クロが私の肩から机に飛び移った直後、秋葉先輩がシュッと私の顔にミストをかけた。
化粧品のことはよくわからないけど、これは『化粧水』ってやつかな?
ひんやりして、ほんのりいい匂いがする。
「まずはベースメイク。あげはちゃんの肌はメイクの必要がないくらい綺麗だけど、少しマットにして、骨格を強調するよ~」
秋葉先輩は慣れた手つきでメイクブラシを動かし始めた。
「目元は一番大事。アイラインで少し目尻をキリッとさせて……アイシャドウは、あえてこのグレーを使うよ。これで、ちょっと影のある美少年になるからね~」



