「はい。SEASONのファンは、ほとんど女子でしょう? いきなり知らない女子が登場したら、やっぱり嫌だと思うんですよ」
人気者の春宮くんを巡って、バチバチに争っていた今朝の女子たちの様子を思い出す。
もしも私が素の『立切あげは』としてSEASONの動画に登場しようものなら、間違いなく「あの女誰よ!!」的な大騒ぎになることだろう。
私にとってもSEASONにとっても、厄介ごとが増えるだけだ。
「私だってファンに叩かれるのは嫌ですし、目立ちたくないんです。だから思い切って、男子のフリをしようと思うんです」
「へ~、男子のフリか~、面白そう~。そういうことなら、ボクが力になれると思うよ~」
秋葉先輩はにっこり笑った。
「ねえ、玲央。反対する理由なんてないよね~?」
「ああ。むしろ大賛成だわ。男装したあげはちゃん、見てみたいし。光成も深冬も構わないよな? そもそも、オレらがあげはちゃんに護衛役を『お願い』してる立場なわけだし」
「はい」
春宮くんも、白銀くんもうなずいた。
「オッケー。んじゃ、オレらに同行してくれる謎の男子の正体は誰にも内緒ってことで」
玲央先輩はニッコリ笑って、他の三人に約束させた。
人気者の春宮くんを巡って、バチバチに争っていた今朝の女子たちの様子を思い出す。
もしも私が素の『立切あげは』としてSEASONの動画に登場しようものなら、間違いなく「あの女誰よ!!」的な大騒ぎになることだろう。
私にとってもSEASONにとっても、厄介ごとが増えるだけだ。
「私だってファンに叩かれるのは嫌ですし、目立ちたくないんです。だから思い切って、男子のフリをしようと思うんです」
「へ~、男子のフリか~、面白そう~。そういうことなら、ボクが力になれると思うよ~」
秋葉先輩はにっこり笑った。
「ねえ、玲央。反対する理由なんてないよね~?」
「ああ。むしろ大賛成だわ。男装したあげはちゃん、見てみたいし。光成も深冬も構わないよな? そもそも、オレらがあげはちゃんに護衛役を『お願い』してる立場なわけだし」
「はい」
春宮くんも、白銀くんもうなずいた。
「オッケー。んじゃ、オレらに同行してくれる謎の男子の正体は誰にも内緒ってことで」
玲央先輩はニッコリ笑って、他の三人に約束させた。



