放課後。
白銀くんが私を連れていったのは、校舎の端にある空き教室だった。
ドアを開けた瞬間――
「おっ、来た来た! キミがあげはちゃん?」
元気よく立ち上がったのは、癖のある跳ねた髪に、整った顔立ちをした美少年。
「初めまして。SEASONのリーダー、2年の夏川玲央《なつかわれお》でーす。いやあ、こんな可愛い子が来てくれるなんて嬉しいなあ。親しみを込めて、オレのことは玲央先輩って呼んでね!」
ええっ、出会って一秒で下の名前で呼ぶ許可をもらっちゃったよ!
「立切さん。来てくれてありがとう」
続いて立ち上がり、爽やかに微笑んだのは、春宮くん。
「こんにちは~。初めまして、玲央と同じクラスの秋葉慧都《あきばけいと》です~。よろしくね~」
秋葉先輩は、おっとりした感じで笑った。
柔らかそうな猫っ毛に、すっと通った鼻梁。
顔のパーツの大きさも配置も、全てが完璧だ。
――ひええ、みんなイケメンすぎて眩しいっ!!
「初めまして。1年の立切あげはです」
四人が放つキラキラオーラに圧倒されながら、私はぺこっと頭を下げた。
「――んでさ。あげはちゃんは立切神社の娘で、お祓いとかができるから、オレたちの心霊スポット巡りに同行してくれるってことでいいんだよね?」
私の緊張をほぐすように、軽く雑談してから、玲央先輩が話を切り出した。
「はい。ただし、条件があります。私が皆さんと一緒に行くことは内緒にしてほしいんです。昼休みのときに白銀くんと相談したんですけど、私は正体を隠すために男装しようと思ってるんです」
「男装?」
白銀くんを除く三人は、ビックリした顔をしてる。
白銀くんが私を連れていったのは、校舎の端にある空き教室だった。
ドアを開けた瞬間――
「おっ、来た来た! キミがあげはちゃん?」
元気よく立ち上がったのは、癖のある跳ねた髪に、整った顔立ちをした美少年。
「初めまして。SEASONのリーダー、2年の夏川玲央《なつかわれお》でーす。いやあ、こんな可愛い子が来てくれるなんて嬉しいなあ。親しみを込めて、オレのことは玲央先輩って呼んでね!」
ええっ、出会って一秒で下の名前で呼ぶ許可をもらっちゃったよ!
「立切さん。来てくれてありがとう」
続いて立ち上がり、爽やかに微笑んだのは、春宮くん。
「こんにちは~。初めまして、玲央と同じクラスの秋葉慧都《あきばけいと》です~。よろしくね~」
秋葉先輩は、おっとりした感じで笑った。
柔らかそうな猫っ毛に、すっと通った鼻梁。
顔のパーツの大きさも配置も、全てが完璧だ。
――ひええ、みんなイケメンすぎて眩しいっ!!
「初めまして。1年の立切あげはです」
四人が放つキラキラオーラに圧倒されながら、私はぺこっと頭を下げた。
「――んでさ。あげはちゃんは立切神社の娘で、お祓いとかができるから、オレたちの心霊スポット巡りに同行してくれるってことでいいんだよね?」
私の緊張をほぐすように、軽く雑談してから、玲央先輩が話を切り出した。
「はい。ただし、条件があります。私が皆さんと一緒に行くことは内緒にしてほしいんです。昼休みのときに白銀くんと相談したんですけど、私は正体を隠すために男装しようと思ってるんです」
「男装?」
白銀くんを除く三人は、ビックリした顔をしてる。



