怪異ハンター

男の子はそれ以外にも『ブランコ』とか『鏡』とか呟くけれど、結局何が言いたいのかわからずに輝は拓へ視線を向けた。
「とにかく何か怖いことが起きた。だから逃げてきたんだな?」
拓からの質門に男の子はコクコクと何度も頷いた。
その顔はさっきまでより少しだけ赤みが指している。
ふたりに出会ったことで落ち着いてきたのだろう。
「その怖いことが起こった場所に連れて行ってくれるか?」
拓の言葉に一瞬固まってしまった男の子だけれど「わかった」と、頷いたのだった。

☆☆☆

それから3人でやってきたのは細い路地へ入ったところにある小さな公園だった。