怪異ハンター

「最近この辺で未来を予言する公衆電話があるって噂で広まって……それで好奇心から探してみたの。そしたら……」
「公衆電話になにか言われたんですね?」
輝が聞く。
女性はまたこきざみにコクコクと頷く。
「えぇ。私……私は今日ここで死ぬって!」
真っ青な女性がそう言った瞬間だった。
突然女性は自分の胸元を押さえて苦しげに顔を歪めたのだ。
そのまま横倒しに倒れて「うぅっ……苦しい……」と、うめき声をあげる。
「大丈夫ですか!?」
拓が女性を横にして、輝が女性のバッグを開いた。
「持病があればクスリを持っているかもしれないけど……ダメ。バックの中にはなにも入ってないみたい」