時刻はピッタリ17時だったのだ。
☆☆☆
「あの公衆電話で言われたとおりになっちゃった」
ふたりの部屋の中で輝が擦りむいた膝を見つめて呟いた。
膝には絆創膏が貼り付けてあり、すでに血は止まっている。
だけど痛みだけはときどき思い出したようにやってきて、輝はその度に顔をしかめた。
「調べてみるか」
拓が立ち上が壁一面が本棚になっている場所へと近づいた。
本棚の中にさしてある本はどれもこれも妖怪や幽霊、怪異に関するものばかりで、他の内容の漫画や小説はほとんどなかった。
その中で最も分厚い《怪異辞典》と書かれている辞典を引き抜いて、輝の前に持って戻った。
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「あの公衆電話で言われたとおりになっちゃった」
ふたりの部屋の中で輝が擦りむいた膝を見つめて呟いた。
膝には絆創膏が貼り付けてあり、すでに血は止まっている。
だけど痛みだけはときどき思い出したようにやってきて、輝はその度に顔をしかめた。
「調べてみるか」
拓が立ち上が壁一面が本棚になっている場所へと近づいた。
本棚の中にさしてある本はどれもこれも妖怪や幽霊、怪異に関するものばかりで、他の内容の漫画や小説はほとんどなかった。
その中で最も分厚い《怪異辞典》と書かれている辞典を引き抜いて、輝の前に持って戻った。



