怪異ハンター

そしてふたりがいつもの公園まで戻ってきたときだった。
「あ~あ、今日も歩き疲れちゃった」
輝がそう呟いて大きく伸びをしたときだった。
公園の入口前にあるマンホールの蓋が少しずれていたようで、それに足をひっかけてしまったのだ。
「わぁ!?」
輝が悲鳴をあげてその場にコケてしまう。
「大丈夫か?」
すぐに駆け寄った拓が見たのは輝の膝から流れでる血だった。
「いたたたた」
「結構深くケガをしたか?」
「ううん。それは大丈夫みたい」
「とりあえす水で洗い流そう」
拓がそう言って輝のに肩を貸して起き上がらせる。
そして公園内に入ったとき、広場の真ん中に立っている大きな時計に視線が向いた。