「足元が悪いから気をつけて」
拓はそう言い、ズボンのポケットから小さなライトを取り出して暗闇を照らし出した。
小さいけれど遠くまで光が届くそれが、路地の中に投げ込まれた沢山のゴミを浮かび上がらせた。
お菓子の袋とか、タバコの吸いカスや古い雑誌が路地のあちこちに散らばっている。
おまけに足もとは湿っぽくて、一歩踏み出すとピチャンッと水を踏む音が響いた。
大通りとは全く違う雰囲気の路地に輝がゴクリと唾を飲み込んだ。
「ここって気味が悪いね」
輝の声が両側のビルの壁に跳ね返って少しだけ反響する。
「怪異がいる場所はたいてい気味悪いもんだろ」
拓はそう言い、ズボンのポケットから小さなライトを取り出して暗闇を照らし出した。
小さいけれど遠くまで光が届くそれが、路地の中に投げ込まれた沢山のゴミを浮かび上がらせた。
お菓子の袋とか、タバコの吸いカスや古い雑誌が路地のあちこちに散らばっている。
おまけに足もとは湿っぽくて、一歩踏み出すとピチャンッと水を踏む音が響いた。
大通りとは全く違う雰囲気の路地に輝がゴクリと唾を飲み込んだ。
「ここって気味が悪いね」
輝の声が両側のビルの壁に跳ね返って少しだけ反響する。
「怪異がいる場所はたいてい気味悪いもんだろ」



