怪異ハンター

拓には特別な鼻があるから、怪異の臭いを嗅ぎ分けることができるのだった。
「行ってみる?」
輝の言葉に拓は少し考えた後左右に首を降って「大丈夫だと思う」と、答えてそのまま歩き出したのだった。

☆☆☆

翌日の朝は昨日よりも一段と涼しくて、もう怪異を探して歩き回っても汗をかかないだろうと感じる気候だった。
「これくらいだと歩きやすくていいね」
輝がポニーテールを左右に揺らしながら軽快に歩く。
昨日はビジネス街を歩いていたふたりは、今日は商店街へとやってきていた。