まずはこいつを倒すことが先決だった。
「わかった。心・狂」
「心・止」
ふたりの術に蚕がまた動きを止めて地面に落下した。
そして苦しげにのたうち回る。
けれどさっきの鬼のように泡を吹いて気絶したりはしなかった。
蚕は数秒の後にまた動き出したのだ。
「強すぎる!」
輝の額から頬に汗が流れていった。
鬼でさえしばらく動けなくなった術にほとんど効果がない。
体勢を立て直した蚕はさっきよりも一回り体が大きくなっているようにも見えた。
「こいつ、成長してる」
拓が驚愕の声を上げた。
「私は人を食らって成長する。怪異を倒す力を持つお前らのことも食らって、栄養にしてくれる!!」
蚕が再び飛びかかってきた。
「わかった。心・狂」
「心・止」
ふたりの術に蚕がまた動きを止めて地面に落下した。
そして苦しげにのたうち回る。
けれどさっきの鬼のように泡を吹いて気絶したりはしなかった。
蚕は数秒の後にまた動き出したのだ。
「強すぎる!」
輝の額から頬に汗が流れていった。
鬼でさえしばらく動けなくなった術にほとんど効果がない。
体勢を立て直した蚕はさっきよりも一回り体が大きくなっているようにも見えた。
「こいつ、成長してる」
拓が驚愕の声を上げた。
「私は人を食らって成長する。怪異を倒す力を持つお前らのことも食らって、栄養にしてくれる!!」
蚕が再び飛びかかってきた。



