怪異ハンター

洋館から転がりでた3人が振り向くと、空へと登っていく金色に輝く魂を見た。
けれどそれはこの洋館で死んでいった人たちのほんの一握りで、残っている魂はすでに怪異になっている。
自分を怪異にした鬼たちは今、拓と輝の力によって弱っている。
そんな鬼を見て彼らの魂がどうするかは、安易に予想がついた。
自分たちの家族をバラバラにした鬼たちは怪異になった人間たちによって制裁されるはずだ。
「これで、終わったの?」
輝が洋館を見上げて呆然としている。
優の体を見つけることができなかったこと、そして自分たち家族を壊した鬼があまりにもあっけなかったことが、まだ現実として受け止められずにいる。