怪異ハンター

「優は大丈夫?」
優は一番最初に目を覚まして部屋の様子を珍しげに見回していた。
「うん。大丈夫。僕は体が小さいからふたりの下に入り込んだみたいなんだ」
シャンデリアが落ちてきたときにはなにがなんやらわからなかったけれど、自然と優を守る形になっていたみたいだ。
ひとまず全員無事だったことに輝は安堵のため息を吐き出した。
ようやく部屋の全貌を見る余裕もできた。
3人はそれぞれひとつのベッドに寝かされていて、丁寧に布団もかけられていた。
大きなベッドが3つも置かれているからそれだけで部屋の中は一杯になっている。
壁には格子状の窓があり、下半分を押し上げるタイプになっているみたいだ。