あたりは薄暗く、木々の隙間から差し込んできていた太陽の光はいつの間にか消えていた。 行く先を照らし出しているのは拓が持っている小さな手持ちライトのみで、当然それだけでは心もとない状況が続いている。 ふいに輝が足を絡ませてコケてしまいそうになり、「きゃっ!」と小さく悲鳴を上げた。