怪異ハンター

3人は目配せをして頷きあった。
映像そのものを見たというのははばかられたけれど、咲になら本当のことを話していい、むしろ話すべきだと感じたのだ。
「信じて来れないかもしれませんが、僕たちは特殊な力を持っていて……こっちの優は、過去を見ることができるんです」
拓に言われて優がコクコクと頷く。
「過去を見る力?」
咲がさすがにけげんそうな表情を浮かべる。
けれど真っ向から否定することはなかった。
優が生まれるより前の事故について知っていたことで、信憑性があると感じてくれたみたいだ。
「咲さんのお父さんはひとりで仕事をしてました。その場には誰もいませんでした」
優の言葉に咲が大きく息を吸い込んだ。