怪異ハンター

大きくてクリクリとした目に通った鼻筋。
そこかで見たことのある顔だと、輝は思った。
「私はこういう者よ」
輝が記憶をたどるより先に女性が名刺を差し出してきていた。
拓はそれを両手で受け取る。
そこにはフリーの新聞記者と書かれていて、名前は飯橋咲と書かれている。
「飯橋咲さん?」
輝が驚いて目を丸くする。
それは昨日記憶映像の中で見た、小さな女の子と同じ名前だったのだ。
それにスマホ画面を覗き込んだときに見た女の子の面影もある。
これはどういうことかと優へ視線を向けた。
「あの映像は怪異になる前の映像だから、何年も前のものなんだよ」
と、こそっと耳打ちしてくる。
そういうことか、